大地に繋ぎとめる絆を断ち切る魂

Pierre-Paul Prud'hon · PD

大地に繋ぎとめる絆を断ち切る魂


作品情報

制作年
1822
技法
油彩・キャンバス
種類
絵画
寸法
292 × 203 cm

ストーリー

プリュードンがこの画布に取りかかったのは1821年ごろ、生涯でもっとも暗い時期だった。20年近く共に制作してきた弟子であり伴侶でもあったコンスタンス・マイエールが1821年に自ら命を絶ち、画家は打ちのめされたまま立ち直れなかった。1823年に彼自身が世を去ったとき、絵はまだ未完のままだった。描かれているのは、翼をもつ姿となった臨終の魂で、蛇がわだかまる大地との絆を断ち切り、一条の光へと昇っていく。同時代の新古典主義の硬い彫刻のような輪郭とは違い、プリュードンはコレッジョをしのばせる柔らかな明暗を好んだ。国宝に指定され、2019年にルーヴルへ収められた。

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