
受胎告知の聖母
作品情報
ストーリー
この小さな板絵を所有するトリノのデ・フォルナリス財団には、1820年代の『受胎告知の聖母』が二点ある。こちらはフランチェスコ・アイエツが1824年ごろに描いたもので、板の大きさは縦48センチ、横39.5センチ。もう一点はペラージョ・パラージの作で、その板は同じ財団が持つアイエツの『受胎告知の天使』とほぼ寸分違わぬ大きさだが、アイエツ自身の聖母はそれより10センチ以上も小さい。二人の画家は古くからの知り合いだった。1813年のローマで、若いアイエツは年長のパラージを手伝ってトルローニア宮の装飾にあたり、1820年代には二人ともミラノで仕事をしていた。アイエツは同じころ、友人たちに囲まれた自画像を描き、その中にパラージの姿も入れている。




