幼き聖母

Francisco de Zurbarán · CC0

幼き聖母


作品情報

制作年
1633
技法
油彩
種類
絵画
寸法
116.8 × 94 cm

ストーリー

1630年代のセビリアでは、対抗宗教改革が、家庭で祈ることを教える絵を求めていた。スルバランがここに描くのは幼き聖母マリアである。中世の伝承によれば、彼女はエルサレムの神殿で育ち、裁縫と祈りのうちに日々を過ごした。少女はいましがた手を止めたところで、裁縫道具を入れた籠がかたわらに置かれ、まわりには清らかさを示す百合と数冊の書物が並ぶ。こうした絵は、信心深い少女たちにとって振る舞いの手本であった。スルバランは一つ一つの品を、顔と変わらぬ細やかさで描き、人物のまわりに静かな静物画が立ちあがる。この絵は現在、ニューヨークのメトロポリタン美術館にある。

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