
キリストの変容
作品情報
ストーリー
1513年9月2日、羊毛と絹で財を成したベルガモの商人カッソッティ兄弟が、サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ聖堂にある一族の礼拝堂の祭壇画について契約を交わしました。アンドレア・プレヴィターリがヴェネツィアから故郷へ戻って一、二年、ベルガモが彼に託した最初期の仕事のひとつです。キリストの変容はふつう人の多い場面で、モーセとエリヤがキリストを挟み、三人の使徒が光に打ちのめされて倒れています。プレヴィターリは預言者を省き、使徒たちを風景の奥深くへ退かせました。白い衣のキリストはほとんど独りで立ち、雲を貫いて金色の光が降り、背後の田園は海まで続きます。署名と年記は右下の書物の上にあります。1811年、この板絵はミラノへ移されました。


