トルーヴィルの港

Eugène Louis Boudin · PD

トルーヴィルの港


作品情報

制作年
1873
技法
油彩
種類
絵画
寸法
30.7 × 57.6 cm

ストーリー

トゥルーヴィルは、ブーダンの生まれ故郷オンフルールから海岸沿いに西へ十数キロの町です。この板絵が描かれた1873年ごろには、パリの人々が夏を過ごす海辺の保養地としてにぎわっていましたが、トゥック川の河口には昔ながらの漁港が残っていました。1842年には川沿いに石造りの岸壁が完成し、翌年には魚市場も建っています。ブーダンは水平線をぐっと低く取り、町並みとマストを細い帯のように押し込めて、画面の大部分を流れる雲の空に充てました。その雲を運ぶ風が、港の内外の船の帆もふくらませています。横幅60センチに満たない小品で、1979年に遺贈によってエディンバラのスコットランド国立美術館に収められました。

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