
小川のほとりの二人の騎手
作品情報
ストーリー
ピーテル・フェルベークはこの小さな板絵に1635年と記した。彼がアルクマールに居を定めた年である。大きさは縦約27センチ、横約35センチで、右下にPの文字と、VとBを組み合わせたモノグラムで署名している。
二人の騎手が小川のほとりで馬を止めている。休む騎手や、馬に水を飲ませる者、道中でひと息つく者を描いた小品は、当時のハールレムの得意分野で、広間よりも私室に掛けるためのものだった。
ハーグに来る前、この板絵はフランクフルトのエミール・ゴルトシュミットの所蔵となり、その後ロッテルダムのJ・デ・カイペル画廊を経て、1897年に美術館が同画廊から購入した。マウリッツハイスの所蔵品で、バイテンホフのウィレム5世ギャラリーに掛けられている。