
JackyM59 · PD
サブロンの森の片隅
作品情報
ストーリー
1883年、印象派の画家たちはもうグループ展を開いていません。画商ポール・デュラン=リュエルはかわりに個展を次々と組み、シスレーの番はその夏のパリでした。秋に画家はモレ=シュル=ロワンに近い村ヴヌー=レ=サブロンへ戻って住みつき、ここに描かれているのはその村はずれの林の一角です。
美術館の記録にはもう一つ古い題が残っていて、「森のはずれの道」といいます。何を見ているのかをそのまま言い当てた題で、木立の下から抜け出てくる小道と、その上をゆく人影がひとつ。
銀行家で収集家のイサク・ド・カモンドがこの絵を買ったのが1901年。1911年、彼はコレクション全部を、50年間ばらさないという条件つきでルーヴルに遺贈しました。そのための部屋が開いたのは1920年のことです。




