
Edvard Munch · PD
星の下で
作品情報
ストーリー
ムンク美術館は、このカンヴァスの制作年を1900年から1905年のあいだとしか特定できていない。夜、屋外に一組の男女が抱き合って座っている。青白い顔の女が、彼女に顔を埋めた男を抱きかかえ、頭上では星が緩やかな渦を巻き、背後には窓に明かりのともる低い家並みが続く。体が溶け合うほどに寄り添う恋人たちのモティーフを、ムンクは1890年代のベルリンですでに生み出していた。ここではその二人を星空の下へ連れ出している。絵はムンクが亡くなるまで彼の手元に置かれ、遺言によってオスロ市に遺された膨大な作品群とともに美術館に入った。2017年には、ノルウェーの作家カール・オーヴェ・クナウスゴールが同館で展覧会を企画した際、長く収蔵庫に眠っていた作品を中心に選んだなかに、この一枚も加えている。




