
Carl Gustaf Hellqvist · PD
ヴィスビューに身代金を課すヴァルデマー・アッターダー
作品情報
ストーリー
1361年の夏、デンマーク王ヴァルデマー4世、あだ名をアッターダウという人物が、バルト海のゴットランド島に立つ豊かな商都ヴィスビューの城壁を破った。彼は中央広場に三つの巨大なビール樽を据えさせ、金銀で満たせ、さもなくば町を焼くと迫った。商人たちは一日とかからず応じたと伝えられる。ヘルクヴィストは五百年のちの1880年代、ミュンヘンでこの場面を描き、まるで舞台のように組み立てた。馬上の征服者、樽にかがみ込む市民たち、影から見守る群衆。左の樽のわき、市民の足もとには一匹のダックスフントがいる。1361年ではなく、画家自身の世紀に属する細部のひとつだ。