
カール・グスタフ・ヘルクヴィスト
1851–1890 · スウェーデン · 歴史画, 写実主義, ロマン主義
ストーリー
1361年の夏、デンマーク王ヴァルデマー・アッテルダーグは、バルト海のゴットランド島にある豊かな交易都市ヴィスビューを攻め取った。伝説によれば、王は市場の広場に大きな樽を三つ据えさせ、町の人々にそれを銀で満たせ、さもなくば町を焼き払うと命じたという。カール・グスタフ・ヘルクヴィストは1882年、ミュンヘンでこの場面を描いた。作品は同じ年にウィーンで金メダルを受け、現在はストックホルム国立美術館に収められ、今も彼の最もよく知られた絵となっている。
ヘルクヴィストは1851年、ストックホルムの西にある小さな町クングスエールに生まれ、スウェーデン王立芸術アカデミーで学んだ。旅行奨学金を得て国外に出た彼は、1879年にミュンヘンに落ち着いた。名を上げたのは、スウェーデンの歴史を題材にした劇的な場面によってで、そのなかには、メーラレン湖の氷上で摂政ステン・ステューレ(小)が死を迎える場面もある。
その後ベルリンのアカデミーで教えたが、激しい頭痛のため画業を断たれた。1889年からミュンヘンの精神病院で療養し、1890年11月、38歳でその地で亡くなった。
