
花瓶と果物と野菜
作品情報
ストーリー
季節の異なる果物と野菜が、奥行きのある何段もの台に並べられています。左寄りには花を挿した白い陶器の壺、右端には果物を盛った編みかご。画面の中央には、小さなトカゲと緑色のトカゲが一匹ずつ這っています。冷血の生き物は当時、良いしるしと考えられ、うっかりした人を正しい道に引き戻す力があるとされました。この絵は、同じ部屋に掛かる死んだ鳥の静物画と対をなしています。2016年の技術調査では、どちらのカンヴァスも二枚の布を横に縫い合わせて作られ、下描きの細い線も共通していることが分かり、一人の画家の手によることが確かめられました。その画家が誰なのかは、今もわかっていません。
