花瓶の花

Gwen John · PD

花瓶の花


作品情報

アーティスト
グウェン・ジョン
制作年
1910
技法
油彩
種類
絵画
寸法
40 × 32 cm

ストーリー

グウェン・ジョンは生涯の大半を、パリ郊外ムードンの静かな二部屋で過ごし、ごく限られた同じ主題を繰り返し描いた。部屋の隅、一匹の猫、じっと座る女、そして時にはただこれ、花瓶に生けた花である。存命中に名を知られていたのは、騒がしく持てはやされた兄オーガスタスのほうで、彼女はいつか、自分は兄よりずっと後まで記憶されるだろうと語っている。この頃、彼女の描き方は変わりつつあった。滑らかに塗り重ねる釉のような手法を手放し、乾いた小さな筆触を隣り合わせに並べていく。まるでタイルのようで、桃色と白の花びらは柔らかく均一な灰色の光の中に置かれる。木の卓には、すでにいくつかの花びらが散り落ちている。

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