ヴェネツィア:サン・シメオーネ・ピッコロのある大運河上流

Canaletto · PD

ヴェネツィア:サン・シメオーネ・ピッコロのある大運河上流


作品情報

アーティスト
カナレット
制作年
1740
技法
油彩・キャンバス
種類
絵画
寸法
124.5 × 204.6 cm

ストーリー

左岸に見える緑の銅板ドームの教会は、この絵が描かれた頃、できたばかりの建物でした。サン・シメオーネ・ピッコロ聖堂は建築家ジョヴァンニ・スカルファロットの設計で20年かけて建て直され、1738年4月に落成しました。カナレットがこの眺めを描いたのはその少し後と考えられ、石段の脇にはまだ職人の作業小屋が残り、何人かが足を止めて新しい教会を眺めています。水の上には日々の暮らしがあります。左では恰幅のいい舵取りが飾り立てた乗合船を操り、中央では漁師たちが網を引き上げ、二人の女性を乗せた小舟はいまにも漁船の一艘にぶつかりそうです。画面の幅は二メートルを超えます。大運河のこのあたりの眺めは、その後大きく変わりました。左手の奥、簡素なファサードのサンタ・クローチェ教会は1810年に取り壊され、右手のスカルツィ教会の先の建物は1861年、鉄道駅を建てるために撤去されました。

作品の前にいるなら、カメラを向けて。アプリを入手。