ヴィーナスとアドニス

ヴィーナスとアドニス


作品情報

アーティスト
ルカ・カンビアーゾ
制作年
1570
技法
油彩・カンヴァス
寸法
141 × 93 cm

ストーリー

オウィディウスの『変身物語』によれば、ヴィーナスは若い狩人アドニスに恋をし、危険な獣には近づかないでと懇願します。それでも若者は狩りに出かけ、猪に殺されてしまいます。この絵が描くのは、出発の直前です。ヴィーナスは指を立てて警告し、アドニスはなだめるように彼女のあごに手を添え、頭上にはクピドが舞っています。制作は1565年以降、おそらく1560年代末から1570年代にかけての晩年で、カンビアーゾはこの主題を油彩でも素描でも何度も取り上げました。1650年、著述家のマニッリはヴィッラの案内書でこの絵を正しくカンビアーゾ作とし、「空にクピドのいる二人の恋人」と記しています。ところが1693年の一族の財産目録では別の画家ポマランチョの作とされ、正しい名前が戻ったのは1790年のことでした。

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