
Dante Gabriel Rossetti · PD
ヴェロニカ・ヴェロネーゼ
作品情報
ストーリー
女性が弦に指をあて、ヴァイオリンを弾こうとして手を止めている。その後ろでは、鳥籠の中のカナリアが歌っている。ダンテ・ゲイブリエル・ロセッティは1872年のこの絵に、作品が初めて芸術家の魂に訪れる瞬間を描こうとした。歌う鳥の声を、女性がこれから奏でようとする調べになぞらえたのだといわれる。モデルは彼が繰り返し描いたアレクサ・ワイルディングで、重い緑のビロードのドレスは実在するもので、この日のためにジェイン・モリスが貸したものだった。題名も、それに添えられた古いヴェネツィア絵画をめぐる由来も、すべてロセッティ自身の創作である。




