
Edvard Munch · PD
フォスヴェイエンからの眺め
作品情報
ストーリー
1877年から1882年まで、ムンク一家はクリスチャニア、いまのオスロのグリューネルロッカ地区、フォスヴェイエン7番地に住んでいました。川沿いの製粉所や工場のまわりに広がった労働者の街です。窓の下には「グリューネルの庭」がありました。1651年から町の造幣所を率いたフリードリヒ・グリューネルにちなむ、川岸の古い土地です。この小さな冬景色は、その庭を眺めたものです。
厚紙に油彩で描かれ、高さは15センチほど。裏面にはムンクの署名と「81」、そしてノルウェー語で「グリューネルの庭の一部」と書き込まれています。ムンク美術館はこれを1881年の作としており、当時ムンクは17歳でした。
その土地にはのちに集合住宅が建つ予定でしたが、1898年にクリスチャニアで起きた不動産の暴落で空き地のまま残り、いまは川沿いの公園「クーバ」になっています。




