
Canaletto · PD
大運河の入口から見たサンタ・マリア・デッラ・サルーテ
作品情報
ストーリー
1938年3月、ドイツがオーストリアを併合した直後、ウィーンでカシミヤのニット製品をつくる工場を営んでいたベルンハルト・アルトマンはロンドンへ逃れた。残された屋敷からドイツ軍の将校たちが持ち去った四点のカナレットのうちの一枚が、この絵である。ストラスブール美術館がこれを美術市場で買ったのは1987年、そうした来歴を何も知らないままだった。2005年、市はアルトマンの遺族と交渉し、およそ250万ユーロを支払って手元に残すことを選んでいる。カナレットは30歳ほどでこれを描いた。画布ではなく銅板に、縦45センチ、横60センチ。左手の遠くにレデントーレ聖堂が小さく見える。




