
天使と女性聖人たちに囲まれた聖母子と祝福する父なる神
作品情報
ストーリー
1909年、パリの収集家ヴィクトル・マルタン・ル・ロワのコレクション目録は、この板絵を15世紀シエナを代表する画家の一人、ジョヴァンニ・ディ・パオロの作としていました。その説は定着しませんでした。絵はヴィルデンシュタイン画廊を経て収集家レオン・サラヴァンとジャンヌ・フルニエの手に渡り、1973年にフランス財団の寄託品としてルーヴルに入ったとき、目録は留保つきで、同世代のシエナの画家ピエトロ・ディ・ジョヴァンニ・ダンブロージョの作としました。現在のルーヴルは留保をつけずに彼の作としています。
大きさは縦57センチ、横43センチです。天使たちと女性の聖人たちに囲まれて聖母が幼子とともに座り、上から父なる神が祝福しています。聖母の光輪と足もとの絨毯には金文字が走っていますが、いまではかなりすり減っています。2010年には、初期ルネサンスのシエナ美術をテーマにした展覧会のためにシエナへ貸し出されました。
