聖母子と聖ヒエロニムス、パドヴァの聖アントニウス、二人の天使

聖母子と聖ヒエロニムス、パドヴァの聖アントニウス、二人の天使


作品情報

制作年
1470
技法
テンペラ、板
種類
絵画
寸法
68.6 × 49.5 cm

ストーリー

画面の左に二人の聖人が立ち、それぞれが自分のしるしを持っている。聖ヒエロニムスが手にするのは、荒野で誘惑を退けるために胸を打った石。フランチェスコ会の説教者、パドヴァの聖アントニウスは心臓を掲げている。こうした聖人は注文主が選ぶのが普通で、美術館は、この絵を頼んだ人物の名がジローラモかアントニオだったか、あるいはこの二聖人を特に崇敬していたのではないかと見ている。右の天使たちは何も持たず、画面の釣り合いをとる役目を果たしている。

フランチェスコ・ディ・ジョルジョがシエナでこれを描いたのは1469年から1472年ごろ。当時、彼は同じシエナの画家ネロッチョ・デ・ランディと工房を共同で営んでおり、その協力関係は1475年まで続いた。個人の祈りのための聖母子像は、そうした工房の日々の仕事だった。

1924年、フィレンツェの画商ルイジ・グラッシがこれをボストンの収集家エドワード・ジャクソン・ホームズに売り、ホームズは1941年に美術館へ寄贈した。現在はイタリア・ルネサンスの展示室に掛けられている。

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