
橋の上の散歩
作品情報
ストーリー
橋の上を散歩する人々は、マッケが何度も立ち返った主題だった。大きな作品はダルムシュタットのヘッセン州立博物館にある幅1メートルほどの油彩で、制作年は1912年とも1913年ともされ、資料によって食い違う。こちらは縦25センチ、横30センチほどの厚紙に描かれた小品で、1913年の年記がある。美術館は画中のモチーフとして、橋、木々、帽子、傘、散歩する人々を挙げている。この年の秋、マッケはスイスのトゥーン湖畔に移り住み、主題もそこへ持ち込まれた。1914年の墨のドローイングには、湖畔の手すりに沿って歩く人々が描かれている。本作は、妻のおじでベルリンの収集家だったベルンハルト・ケーラーが画家本人から買い取ったもので、1965年に寄贈されてレンバッハハウスに入るまでケーラー家に伝わった。




