蚤をとる女

Georges de La Tour · PD

蚤をとる女


作品情報

制作年
1635
技法
油彩・キャンバス
種類
絵画
寸法
121 × 89 cm

ストーリー

1630年代、ラ・トゥールが暮らす小さな公国ロレーヌは三十年戦争に踏みにじられ、軍隊と飢饉と疫病が相次いだ。その世界について、この絵は何も直接には語らない。ただ一本の蝋燭の光のもとで、ほとんど裸の女が身をかがめ、爪でノミを押しつぶす。貧しい暮らしの、ありふれた身づくろいの仕草である。彼女が誰なのかは、はっきりしない。マグダラのマリアとも、身ごもった女とも、疲れ果てた召使いとも言われてきた。ラ・トゥールは存命中は名を知られながら、その後二百年あまり忘れられた。この絵が彼の作と認められたのは、ようやく1955年のことである。

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