眠るアモルを花で飾るギリシアの乙女たち

眠るアモルを花で飾るギリシアの乙女たち


作品情報

制作年
1773
技法
油彩、カンヴァス
種類
絵画
寸法
335 × 194 cm

ストーリー

1773年のサロンで、ヴィアンはこの作品を目録番号6として出品した。ルーヴシエンヌの離宮のために描き上げたばかりの、4点からなる物語の一章である。連作の題は「若い娘たちの心における恋の進展」で、場面を順に追うように読める。まず二人のギリシアの娘が、決して恋はしないと誓う。この絵では、庭で眠っているアモルを見つけて花で飾る。続いて若者が恋人に冠を授け、最後に二人は婚姻の神ヒュメナイオスの祭壇へ向かう。

ユーモアは穏やかだ。アモルは青い布の上で眠り、弓はかたわらに置かれて、いまのところ害はない。娘たちは花綱を揺らし、避けると誓ったはずの当の神の上にバラを散らしている。その10年前、ヴィアンはかごから売りに出される小さなアモルたちを、古代ローマの壁画をもとに描いていた。ここでは神そのものがおもちゃになっている。

4点は一緒には残らなかった。2点はルーヴルにあり、残る2点、誓いと婚礼の場面は、ずっと以前にサヴォワ地方シャンベリーの県庁に寄託された。

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