
Caravaggio · PD
雄羊を抱く若き洗礼者聖ヨハネ
作品情報
ストーリー
1602年のローマで、カラヴァッジョは教会だけでなく有力な個人収集家のためにも描いていました。この洗礼者ヨハネは、収集家チリアーコ・マッテイの依頼によるもので、主題は息子ジョヴァンニ・バッティスタの名にも響き合っていました。私的な宮殿のための作品だったことが大きな手がかりです。ヨハネは聖人像というより生身の若者として現れ、雄羊に寄り添い、伝統的な聖人のしるしはごく少なく抑えられています。カピトリーニ美術館は、この姿勢をシスティーナ礼拝堂天井画のミケランジェロの裸体像の一つに結びつけています。1750年にこの絵はカピトリーニの所蔵となり、長いあいだ模写と見なされていました。




