
ストーリー
ウィーン美術アカデミーは、何よりもまず現役の美術学校だ。1692年に創設された、中央ヨーロッパで最も古い学校のひとつである。多くの人が、ある不合格をめぐってこれを記憶している。1907年と1908年の二度、アドルフ・ヒトラーという若い志願者を退け、その素描を絵画科に不適格と判断したのだ。
あまり知られていないが、アカデミーは教材として築かれた本格的な絵画館を持つ。その最大の所蔵品は、1500年頃のヒエロニムス・ボスの三連画《最後の審判》。翼から翼へと広がる、楽園、審判、そして奇想に満ちた責め苦の地獄の一大パノラマだ。ルーベンス、ヴァン・ダイク、レンブラントの作品もある。
絵画は、シラー広場に建つテオフィル・ハンゼン設計の壮麗な19世紀のアカデミー校舎に掛かる。石膏像やアトリエに囲まれ、いまも学生たちが素描を学ぶ場所である。





