ベニングブラ・ホール

ベニングブラ・ホール

ベニングブラ, イギリス · 公式サイト


ストーリー

1779年2月、海軍提督オーガスタス・ケッペルは、フランスとの海戦での行動を問われた軍法会議で無罪となりました。まもなく彼は、友人でロンドン随一の肖像画家ジョシュア・レノルズのもとで再びモデルを務め、レノルズは嵐の空を背に、返された剣を握りしめる姿を描きました。ケッペルは同じ肖像を四点注文し、自分を支えてくれた人々に贈りました。そのうち法律家ジョン・ダニングに贈られた一点が、ヨーク近郊のカントリーハウス、ベニングブラ・ホールに掛かっています。

屋敷は1716年、地元の地主ジョン・バウチャーのために完成し、ヨークの棟梁ウィリアム・ソーントンが建てました。設計者ははっきりせず、建築家トマス・アーチャーという説もあります。1958年、相続税の代わりに国が受け入れたのち、ナショナル・トラストが引き継ぎました。

壁に並ぶ顔の多くはロンドンから来ています。1979年以来、ナショナル・ポートレート・ギャラリーが100点を超える18世紀の肖像画をこの屋敷に貸し出しているのです。そのなかにはレノルズが描いた人物がほかにもいて、提督エドワード・ボスコーエンや、バース伯となった政治家ウィリアム・パルトニー、さらにゲインズバラ初期の作品である1753年の提督エドワード・ヴァーノンの肖像もあります。それらを囲むバロックの部屋も見どころで、片持ち式の階段や、家の端から端まで延びる廊下に沿った見事な木彫が目を引きます。

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コレクション

1点の作品