クレタ歴史博物館

クレタ歴史博物館

イラクリオン, ギリシャ · 公式サイト


ストーリー

2004年、エル・グレコの《キリストの洗礼》が売りに出されると、クレタ島じゅうの人々がこれを買い取ろうと動きました。子どもたち、労働組合員、実業家、教会の信徒がお金を出し、教会の指導者たちは寄付を呼びかけ、足りない分は銀行が貸しました。1567年頃に描かれたこの板絵は、いまイラクリオンのクレタ歴史博物館に、1570年頃の《シナイ山の眺め》と並んで掛かっています。ドメニコス・テオトコプーロスとしてこの島に生まれた画家の作品で、島にあるのはこの2点だけです。どちらも、若い画家がクレタを離れてヴェネツィアへ、さらにローマへ向かった時期のものです。

博物館は1953年にクレタ歴史研究協会によって設立され、のちに増築されたカロケリノス家の新古典主義の邸宅にあります。テーマは初期キリスト教時代から第二次世界大戦までのクレタで、展示室はビザンティンの彫刻、壁画、イコンから、硬貨、装身具、織物へと続き、当時カンディアと呼ばれたヴェネツィア時代のイラクリオンの精巧な模型もあります。別の部屋には、『その男ゾルバ』の作者である作家ニコス・カザンザキスの書斎と蔵書が、南フランス・アンティーブの家から移されています。

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コレクション

2点の作品