マチェラータ美術館
マチェラータ, イタリア
ストーリー
マチェラータ市立美術館には、カルロ・クリヴェッリの小さな『聖母子』があります。クリヴェッリはヴェネツィア出身の画家で、その画業の大半をマルケ地方で過ごしました。作品は1470年の年記を持ち、長いあいだ研究者たちは、板に描かれたのちにカンヴァスへ移されたものと考えてきました。2022年に公開された修復の成果によって、クリヴェッリが直接布に描いていたことがわかり、今日知られる彼の唯一のカンヴァス画となりました。もとは町のサンタ・クローチェ教会にあった、より大きな祭壇画の一部だったと考えられています。
美術館の中心は旧市街にある貴族の館、ブオナッコルシ宮で、1697年にベルニーニの弟子ジョヴァンニ・バッティスタ・コンティーニが設計しました。地下の部屋は馬車博物館で、馬車がずらりと並びます。2階の「アエネーイスの間」はフレスコ画の天井を持ち、壁沿いの金色のスタッコにアエネアスの物語を描いた絵がはめ込まれています。3階は近代美術にあてられています。
