
ストーリー
1886年、ジャン=ポール・マザロは故郷の町にギュスターヴ・クールベの大作を贈りました。ロン=ル=ソーニエ生まれのマザロはパリで家具職人・家具デザイナーとして名を上げ、画家の友人であり支援者でもありました。1859年の署名と年記がある「ドイツの狩人」は、犬を綱でつないだ狩人が、小川のほとりで仕留められた鹿のそばで驚いて立ち止まる姿を描いています。この絵はいまも美術館に掛かり、2005年に収蔵されたクールベによるマザロ本人の肖像画や、画家の故郷フランシュ=コンテ地方の岩と水を描いた風景のひとつ「サラジーヌの洞窟」と並んでいます。
1817年に創設された美術館は、フィリベール・ド・シャロン広場に面した市庁舎の一翼を占めています。1階は彫刻の階で、とりわけジュラ生まれのアカデミックな彫刻家ジャン=ジョゼフ・ペローの作品が中心です。ペローは1847年にローマ賞を受け、自作と自らのコレクションを町に遺しました。上の階には、フランス、イタリア、北方の各派の絵画およそ30点があり、その中には父ピーテル・ブリューゲルの息子である子ピーテル・ブリューゲルの「ベツレヘムの人口調査」も含まれています。

