ストーリー
1965年、ポーランドのバルト海沿岸に近い町スウプスクの博物館は、ミハウ・ビャウィニツキ=ビルラから110点のパステル肖像画を購入した。彼の父は山岳保養地ザコパネの医師で、ヴィトカツィの名で知られる画家・劇作家・哲学者スタニスワフ・イグナツィ・ヴィトキェヴィチの親しい友人だった。この購入が、中部ポモージェ博物館が世界最大と紹介するヴィトカツィ・コレクションの核となり、現在は250点を超える。
その多くは、彼が1925年から1939年まで営んだ「肖像画会社」の作品である。顧客向けの規則を印刷し、値段の異なる何種類かの肖像を用意していた。多くの紙には、描いている間に口にした刺激物、あるいは口にしなかった刺激物を略号で書き添えている。肖像画は博物館の敷地にある修復された穀物倉「白い穀物倉」に展示されている。2019年に公開された建物で、展示作品は数か月ごとに入れ替わる。
博物館の本拠はポモージェ公の城である。16世紀初めに建てられ、1580年代にルネサンス様式に改築され、17世紀半ばまでグライフ家の居城だった。城内では最後のグライフ家の公たちの宝物、ゴシック彫刻、ルネサンスのタペストリーが見られる。コレクションにはポーランドで最もよく知られた歴史画家ヤン・マテイコの晩年の作品『聖スタニスワフの殺害』もあり、彼が亡くなる前年の1892年に描かれた。
