
ストーリー
ボローニャはイタリアでもっとも重要な絵画の流派の一つをもっており、旧大学地区のかたわらの、かつてのイエズス会の建物にあるこのギャラリーは、その物語を順を追って語る。ゴシックの金地板絵とジョットの多翼祭壇画から、1600年代の地元の巨匠たちまで及ぶ。
重心はカラッチ一族とその弟子たちにある。1600年ごろ、マニエリスムの技巧に反発して、より直截なものへと向かった画家たちだ。その仲間からグイド・レーニが生まれ、「幼児虐殺」を含む彼の大画面がここに何点か掛かっている。
もっとも名高い一点は、ボローニャのものではまったくない。ラファエロは1515年ごろ、市の礼拝堂のために「聖チェチリアの法悦」を描いた。音楽の守護聖人が、天使の合唱に聴き入りながら、一組の管をその手から滑り落とすさまを描いている。足元には楽器が壊れて横たわり、地上の音は天上のもののために捨て去られている。







