鳥かごの画家
古代ギリシア · 古代ギリシアのアルカイック美術
ストーリー
鳥かごを持つ少年が、この画家の名前の由来である。その図柄は、イタリア中部のオルヴィエートで見つかり、いまは大英博物館にある杯に描かれている。オックスフォードの研究者ジョン・ビーズリーは、同じ手によると考えた杯をまとめたとき、その無名の画家をこの杯にちなんで名づけた。
鳥かごの画家は紀元前490年から480年ごろのアテネで、赤像式の技法を用いて仕事をした。人物を粘土の地色のまま残し、背景を黒く塗る技法である。彼が絵付けしたのは主に酒杯で、運動選手や若者、そしてこうした杯が使われた酒宴の場面を描いた。当時のアテネの多くの杯と同じく、彼の杯も西へ運ばれ、イタリアのエトルリアの町々、オルヴィエート、タルクィニア、キウージで見つかっている。
