
ジョヴァンニ・パオロ・パンニーニ
1691–1765 · パルマ公国 · バロック
ストーリー
ジョヴァンニ・パオロ・パニーニは、ローマを見に来た人々のためにローマを描いた。18世紀、この都市はグランドツアーの頂点であり、パニーニは裕福な旅行者たちに、古代の遺跡や壮麗な聖堂内部の、くっきりと陽光に照らされた眺めを、旅の土産として持ち帰れるよう供給した。
彼の最も巧みな発明は、画廊画だった。そこで彼は、床から天井まで自作の小さなローマ名所の眺め数十点で壁を埋めつくした大広間を想像した。一枚の画布に古代ローマを、その対をなす一枚に近代ローマを収めるのである。それは都市の絵による目録であり、そのどれほど多くを描けるかについての静かな誇示でもあった。
彼はまた、空へと開いた眼をもつ円蓋の神殿、パンテオンの内部の最良の記録のひとつを残した。彼はローマで遠近法を教え、アカデミーによく通じたフランスの一家に婚姻で連なり、それが彼の名声をパリへと運んだ。

