
Giovanni Paolo Panini · PD
ローマ、クイリナーレのコーヒーハウスで教皇ベネディクトゥス14世を訪れるブルボンのカルロ3世
作品情報
ストーリー
1746年にこの絵が描かれた時、その題材はまだごく新しい政治の出来事でした。ジョヴァンニ・パオロ・パニーニは、ナポリ王カルロ・ディ・ボルボーネのためにこれを描き、1744年11月の訪問を再現しています。カルロはローマに赴き、クイリナーレ宮殿庭園のコーヒー・ハウスで教皇ベネディクトゥス14世に会いました。時期が重要です。カルロはその直前にヴェッレトリの戦いでオーストリア軍に勝利し、ナポリと教皇庁の関係も1741年のコンコルダートで整えられたばかりでした。パニーニはこの外交の場面を、王と教皇を枢機卿や廷臣、ローマの見物人に囲まれた洗練された公的な場として描き、建物には彼が得意とした建築的遠近法を与えています。このコーヒー・ハウス自体も、教皇が建築家フェルディナンド・フーガに数年前に依頼した新しい施設でした。
