合奏

合奏


作品情報

アーティスト
ロレンツォ・コスタ
制作年
1489
技法
板に油彩
種類
絵画
寸法
95.3 × 75.6 cm

ストーリー

15世紀の終わり、北イタリアの宮廷では、裕福で教養のある人々のあいだに新しい楽しみが広まっていました。楽譜の本を見ながら、その場で何声部にも分かれて歌うことです。コスタがボローニャでこの板絵を描いたのは1488年から1490年ごろ。聖人も物語も登場せず、音楽を奏でる人々そのものを描いた絵としては、現存する最も早い例と考えられています。大理石の手すりの向こうに三人の歌い手が身を寄せています。若い女性は指先で拍子をとり、片手は石の上に、もう片手は隣の男の肩に置いています。中央の男はリュートを弾きながら歌い、三人目は高い音に向かって背を伸ばしています。手前にはレベックと弓、リコーダー、小さな本が二冊。歌っているのは当時流行した三声の歌曲フロットラかもしれません。ただ、開かれた本の音符をよく見ると、実際の旋律にはなっていないのです。

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