
Vincent van Gogh, A Lane near Arles, 1888. Wikimedia Commons. · PD
アルル近郊の小道
作品情報
ストーリー
1888年5月、ゴッホがアルルに来てまだ数か月というころに描かれた一枚です。パリの灰色を離れ、南仏の強い光を求めて移り住んだばかりで、この地に画家たちの共同アトリエを開くことを夢見ていました。町外れの畑にはさまれた小道が奥へと伸び、道ばたには黄色い壁の家が立っています。絵の具は厚く塗られ、緑と黄が生のまま隣り合い、日ざしの熱までそのまま画面に置かれているようです。ゴーガンがアルルにやって来るのは、この年の10月のこと。まだひとりで、南の色をどこまで強くできるかを試していた時期の風景です。




