
絵画審査員会のある会議
作品情報
ストーリー
1880年代の初め、フランス政府はパリのサロンの運営から手を引きました。代わって画家たち自身がフランス芸術家協会をつくり、どの絵を入選させるかを決める審査員を選挙で選ぶようになります。ジェルヴェクスはその審査の一場面、おそらく1883年の審査を、シャンゼリゼの産業宮の一室に描き、1885年のサロンに出品しました。身元のわかる審査員は31人、ブグロー、カバネル、カロリュス=デュラン、ピュヴィ・ド・シャヴァンヌらがいて、ジェルヴェクス自身も人混みのなかにいます。シルクハットの上に突き出た傘やステッキに注目してください。審査員たちはこうして票を投じたのです。白い上っ張りの係員たちが、重い金の額縁を扱っています。この絵は1892年、のちに首相となる弁護士で政治家のピエール・ワルデック=ルソーから国に寄贈されました。

