
東方三博士の礼拝
作品情報
ストーリー
15世紀には、ベツレヘムを訪れた三人の王は、ヨーロッパ、アジア、アフリカを表すと同時に、人の一生の年代を表すものと広く考えられていた。1470年頃にウィーンで描かれたこの板絵でも、王たちは老年から青年へと並ぶ。最年長の王は禿げた白髪の老人で、冠を床に置き、身をかがめて幼子の足に口づけしている。髭をたくわえた壮年の王は、手を合わせてひざまずく。最も若い王はアフリカ人で、金の模様の上着に宝石の冠をつけ、蓋付きの器を手に歩み入ってくるところだ。ヨセフは贈り物の一つである金の杯を持ち、腰には財布と鍵束を下げている。馬小屋は石造りの廃墟の中にあり、小屋からは牛とロバがのぞき、崩れた壁の上には小鳥がとまっている。
