羊飼いの礼拝

Carlo Crivelli · CC-BY-SA-3.0

羊飼いの礼拝


作品情報

制作年
1480
技法
テンペラ・板
種類
絵画
寸法
37 × 51 cm

ストーリー

ヴェネツィアに生まれたカルロ・クリヴェッリは、生涯の大半をマルケ地方、アスコリ・ピチェーノのあたりで過ごし、フィレンツェではもう古風とされていた金地の技法で描き続けた。半メートルほどのこの小さな板絵に、彼は幼子を礼拝する羊飼いたちの場面を収めている。奥にはベツレヘムの町が姿を見せる。これをアスコリそのものと見る人もいる。町には円柱が立ち、その上に金色の像が載る。コンスタンティノープルの名高い古代の記念柱を思わせるものだ。この板絵には奇妙な来歴がある。1896年には贋作ではないかと疑われ、実在しない「ストラスブールの礼拝の画家」の作とまでされたが、のちにクリヴェッリ晩年の真筆と認められた。鑑識家ヴィルヘルム・フォン・ボーデがフィレンツェで購入し、今はストラスブール美術館にある。

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