
アカデミーの寓意
作品情報
ストーリー
マッジョットがこの絵を描いた1760年代初め、ヴェネツィアの画家たちは何世代も待ち望んできたものをようやく手にしていた。1750年に創設された、自分たちの美術アカデミーである。初代の指導者は、当代随一のヴェネツィア画家ジョヴァンニ・バッティスタ・ピアツェッタで、マッジョットはその工房で修業を積んだ。つまりこれは、創設期の一員である弟子が、生まれて間もない機関そのものを寓意の姿に描いたものだ。人物像は、学校が教えようとし、また生徒を評価する尺度とした理念を体現している。作品は早くからアカデミアに属し、1807年に正式にギャラリーの所蔵となった。