
戦車に乗るアポロン
作品情報
ストーリー
1737年、ピエル・カルロ・リヌッチーニ侯爵はフィレンツェの展覧会に一枚の油彩画を貸し出した。目録にはただ「ジョルダーノのアポロン」とある。絵はその後一世紀以上リヌッチーニ家の邸宅にとどまり、1845年に刊行された一族の画廊目録は、これを「太陽の車」を描いたより大きな絵の断片と記している。残っているのは神そのもので、頭のまわりに光を帯び、白馬の手綱を握っている。美術館は制作を1685年頃としている。1852年5月、リヌッチーニ家の収集品の多くがフィレンツェで競売にかけられたとき、この絵は出品されていなかった。ボストン出身のフランシス・ジョージ・ショーが、フランシス・キャボット・ローウェルのために個人的な取引で買い取っていたのである。ショーはローウェルに、ジョルダーノの「カッロ・デル・ソーレ」を手に入れたと書き送った。カンヴァスはローウェル家に受け継がれ、1947年にボストン美術館に入ったが、最初はグイド・レーニの作品として登録された。




