
Didier Descouens · PD
馬に鞍をつける砲兵
作品情報
ストーリー
1878年の夏、トゥールーズ=ロートレック家が暮らすアヴェロン地方のボスク城の近くで、フランス陸軍が演習を行いました。しばらくのあいだ、騎兵や砲兵の姿が身近な風景の一部になったのです。翌年、15歳のアンリは、灰色の馬に鞍をつけるこの砲兵を描きました。当時の彼は、一家の友人で馬の絵を得意とした画家ルネ・プランストーに手ほどきを受けており、あの夏の兵士たちは初期の作品に何度も登場します。男はこちらに背を向け、頭を馬の脇腹に寄せています。奥のもやの中では、もう一人の騎手が遠ざかっていきます。この絵は1922年、アルビの美術館が開館したその年に、トゥールーズ=ロートレック伯爵夫人から寄贈されました。館の目録では、番号は一番です。




