マグダラのマリアの被昇天

José Antolínez · PD

マグダラのマリアの被昇天


作品情報

アーティスト
ホセ・アントリネス
制作年
1670
技法
油彩
種類
絵画
寸法
205 × 163 cm

ストーリー

この画布には署名も年記もなく、プラド美術館は様式から画家最晩年、1670年から1675年の間の作としている。主題は中世の聖人伝集『黄金伝説』による。キリストの死ののち、マグダラのマリアはプロヴァンスの洞窟に30年こもり、定時課のたびに天使たちに抱え上げられて天の歌声を聞いたと伝えられる。描かれているのはその瞬間で、濃い青と藤色、銀白の光が斜めに立ち上がっていく。ほどけた栗色の髪と胸の前で組んだ手を、プラドの解説はティツィアーノへの意図的な敬意と読む。ティツィアーノのマグダラ像も、この絵が1829年に美術館へ移るまで属していた王室コレクションにあった。アントリネスはこの主題を何度も描き直しており、ブカレストとセビーリャの作では、聖女は地上にとどまって悔い改める姿である。

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