聖母被昇天

Annibale Carracci · PD

聖母被昇天


作品情報

制作年
1587
技法
油彩
種類
絵画
寸法
130 × 97 cm

ストーリー

この《聖母被昇天》は、アンニーバレ・カラッチが1580年代の終わりごろ、ボローニャで描いた作品です。まだ若く、自分に何ができるかを試していた時期でした。彼が敬愛したヴェネツィアの画家たちを消化していく様子が見てとれます。温かな色、ゆるく砕けた筆づかいで、当時の中部イタリアで好まれた冷たく滑らかな仕上げとは違います。聖母は雲の層に乗って昇っていき、使徒たちは空になった墓のまわりに群がって、ある者は手を伸ばし、ある者は見上げています。密度が高く、肉体的で、動きに満ちた画面です。数年後、カラッチはローマに下り、ファルネーゼ画廊の天井を描きました。ヨーロッパ絵画をバロックへと向かわせた作品のひとつです。この祭壇画は、そうなる前の、故郷ボローニャでまだヴェネツィアを吸収していた彼をとらえています。

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