
Pieter Brueghel the Younger · PD
秋(家畜の屠殺とブドウの圧搾)
作品情報
ストーリー
「秋」。ピーテル・ブリューゲル(子)が父の工房を受け継いで描いた、四季を主題にした小さな四枚組の一枚です。原型は父ピーテル・ブリューゲル(父)が1560年代に手がけた版画用の下絵で、父の早世後にハンス・ボルが引き継ぎ、1570年に版画として完成させました。息子はそれをもとに同じ構図を何度も油彩に写しています。画面の手前いっぱいを占めるのは豚の屠殺と肉の塩漬け。冬に備えた仕事です。その奥では、木桶のなかで人々がぶどうを足で踏み、葡萄酒を仕込んでいます。収穫を終えた村は、遠くへ静かに退いていきます。


