
Pieter Brueghel the Younger · PD
四季:冬
作品情報
ストーリー
この冬景色が描かれた1600年ごろ、ヨーロッパは「小氷期」と呼ばれる寒冷な時代のただ中にあった。フランドルの運河は毎冬のように厚く凍りつき、人々はその上で滑り、遊んだ。父ピーテル・ブリューゲル1世が残した下絵をもとに、息子の工房が同じ主題を繰り返し仕立てた一枚である。凍った水面をスケートで行き交う人々、街道沿いの旅籠のそばで暖をとる者たち。そのすぐ先には、薄い氷を踏み抜いて水に落ち、這い上がろうともがく男の姿が、小さく描き込まれている。


