
Paolo Veronese · PD
水浴するバテシバ
作品情報
ストーリー
この絵は1575年ごろ、ヴェネツィアの婚礼のために注文された可能性が高いとされます。そう考えると、主題が今もはっきり定まらないことにも筋が通ります。美術館は伝統的に「バテシバ」と呼びますが、スザンナ、さらにはエステルという説もあります。ヴェロネーゼは物語を意図的に一つへ絞らなかったようです。若い女性のそばの水差しと小箱には紋章が描かれ、二つのヴェネツィア名家の婚姻を示すものと考えられています。のちにこの絵はフランス王室コレクションに入り、ヴェルサイユで壁面装飾に合わせて拡張されました。1991年、リヨンで元の縦横比が回復され、その増補部分は現在の額の裏に収められています。




