
Henri Matisse · PD
青い裸婦
作品情報
ストーリー
1906年、マティスはアルジェリアのビスクラを旅し、その記憶を持ち帰った。翌年に描かれたこの横たわる裸婦は、肌を青と緑で塗り、体を大胆にねじり、輪郭を荒々しく引いている。サロンに出すと批評家たちは怒り、絵には「ビスクラの思い出」という副題が添えられた。1913年、この絵がニューヨークのアーモリー・ショーを経てシカゴに巡回すると、美術学校の学生たちが複製を燃やす騒ぎまで起きた。青く塗られた太腿の稜線には、いまも彫刻を思わせる張りが残っている。




