
Francisco Goya · PD
兵隊ごっこをする子供たち
作品情報
ストーリー
若き日のゴヤは、スペイン王室のタペストリー工房のために、下絵となる油彩を数多く手がけた。これもその一枚で、1770年代の終わりに描かれた。棒を鉄砲に、紙の帽子を軍帽に見立て、子どもたちが兵隊ごっこに興じている。太鼓を打ち、隊列を組み、まるで本物の軍隊のようにまじめな顔だ。宮殿の壁を飾る織物のための、明るくのどかな主題である。のちに戦争の惨禍を誰よりも鋭く描くことになる画家が、まだ子どもの遊び戦争を微笑ましく眺めていた頃の絵だ。




