
騎兵の戦闘
作品情報
ストーリー
ピーテル・ポストがこの板絵に「P.I. Post 1631」と署名と年記を入れたのは、20代の初め、まだハールレムで画家として働いていた頃である。数年後、彼は建築に転じ、ヤーコプ・ファン・カンペンとともにマウリッツハイスを設計した。今この絵を所蔵しているハーグの館である。のちには総督の妃アマーリア・ファン・ソルムスのためにハウス・テン・ボス宮殿も手がけた。
こうした戦闘画は、画家として歩みはじめた最初の数年のものだ。開けた野で騎兵がぶつかり合う小さな小競り合いの場面は、オランダ共和国がスペインと戦っていた時代にハールレムの画家たちが盛んに描いたものである。板の大きさは縦約35センチ、横約53センチ。マウリッツハイスのウィレム5世ギャラリーに掛かっており、バイテンホフにあるそのギャラリーから、作者が設計した建物までは歩いて数分である。
