
騎兵の戦闘
作品情報
ストーリー
この戦闘画を注文したのはオラニエ家に異を唱えてきた一族だったが、絵は結局オラニエ公のコレクションに収まった。ライデンの裕福な収集家ピーテル・デ・ラ・クール・ファン・デル・フォールトが、対作品『輸送隊への襲撃』とともにヤン・ファン・フクテンブルフに描かせたものである。彼の父、同じ名のピーテル・デ・ラ・クールは17世紀でもとりわけ舌鋒鋭い共和派の論客で、ホラントはオラニエ公を頂かないほうがうまくいくと説いた人物だった。
息子の相続人たちは1766年まで2点を手元に置き、この年にオラニエ公ウィレム5世がそれを買い取った。フクテンブルフはこの絵の右下に、HとBを組み合わせた署名を入れている。マウリッツハイスの所蔵品で、対作品とともにバイテンホフのウィレム5世ギャラリーに掛けられている。
